繰り返し読込方法
【テキストの繰り返し読込方法】
@テキストを読む(1回目)
ゆっくりでもよいので、理解しながら読みすすめてください。恐らく、翌日には、前日に学習した内容を忘れていると思います。
でも戻ったりしないで先へ進んでください。 まずテキスト全体のイメージをつかむことが大切なのです。
人間は忘れる動物なのです。記憶に定着させるには繰り返しが必要です。
私は、知識とは、漆塗の漆器と同じだと考えています。何度も繰り返し漆を塗って完成します。
1回塗り終わったら時間を置いた後、塗り返すのです。
2回目の漆を塗っていきます。
Aテキストを読む(2回目)
1回目と同じくただ読むだけです。
読みながら感じる点が出てきます。 あーそうだったと・・・
この瞬間に記憶が形成されていきます。
2回目は1回目よりは、早く読み終えることができます。
また、どうしても理解できない点・暗記ができない点があると感じます。これこそが大きな進歩なのです。自分の弱点を知ることができたのだから・・・
2回目で理解できた頭の良い方は方は、過去問テキストへ進んでも良いと思います。私のような凡人は3回目の漆を塗りました。
Bテキストを読む(3回目)
3回目も読み進めます。理解できている点が多くなり読み込みもかなり早くなっています。
途中、数か所まだ理解・暗記ができていない箇所があると思います。
そこは集中して読込暗記してください。
また、ページの余白に印をつけておいてください。試験前に重点的に見直します。
3回目を読み終えた頃には、少し自信がついてくるとともに、絶対に合格してやるという気持ちが出てきますよ。
また学習習慣が身について、勉強したくてたまらない気持ちが芽生えます。
このような気持ちが出てきたら、もう合格したようなものです。もう少しがんばりましょう。
次に、過去問の学習についてお伝えします。
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